はい、皆様ご無沙汰しております。今年の猟期も近付いてきて日がな一日狩猟のことしか頭にない状態が続いておりますが皆様いかがお過ごしでしょうか?
ワタクシ、今期は我が家にも新しい家族を迎え、その仔のデビューもいよいよ近付いてきているので今の時期から準備を着々と進めています。
…まぁぶっちゃけ室内犬としての訓練の方が着々と進んで実際の猟犬として活躍できるのかは果てしなく謎な状態なのですがww
わがまま放題、お嬢様気質ばかりが着実に成長しており、飼い主のノジュカー、果てしなく不安です…。
さて、それはともかくウチの地方地域では狩猟の解禁日が11月15日、申請している別県では鹿が11月1日からとなっており、刻一刻と解禁日が近づいてきています。各県によって解禁日に多少の差はあると思いますが大まか皆同じだと思います。
皆準備進んでるのかなぁ…?
で、猟期に合わせて準備をはじめていかなければならないのですが、実はノジュカー、あまり進んでいませんw
というのも今年は新銃を導入したり消耗品の買い替え、ドッグナビなどいろいろと出費がかさんで…ね?猟期前というのにすでにすっからかんなんですわww
特に銃に関してはスコーブをつけるためのリングやらマウントレール、マウント分上がったスコープを頬付けしたままサイティングできるようにするためのチークパッドなどなど、チョコチョコ手を加えているのでそれに関連するアクセサリーを買っちまったもんで、もう、ね?
と、いうわけで今回は今期導入するものをつらつらと羅列していきたいと思います。
ミロク2700D
6月くらいかな?いつもお世話になってる師匠から
「銃いらない?」
と、猟友会つながりでいただいた銃。前猟期で結構頻回に装弾不良起こしてた野ノジュカーをみてこいつ使えねぇなって思った心配してくれたらしく、お言葉に甘えて今期導入することになった逸品です。
実は上下二連銃なのですが20Gスラッグ専用というちょっと珍しい代物。大物実猟メインの上下二連スラッグガンとかあったんですね…。
現在はMS2000シリーズに移行しているとのことですが、国内メーカー、しかも人気があったのでメンテナンス、O/Hもしやすいかなぁ、と思います。
しかしそれ以上に軽い!!今メインで使ってる12Gのレミントン1100は実測値4.1㎏となかなかの重さですがそれから比べると2700Dはもう羽のような軽さです。…これなら奴らを崖の上まででも追い掛け回せそうな気がする…!
サイトロン社製 MD-30X
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これは初めてデビューしたときに師匠からいただいたもので、当初は1100に取り付けようと思っていたものの、諸事情にて諦めていました。
…だって重いんだもん!レミントンただでさえ重いのにこれにスコープ付けるとか修験者じゃねぇの!?ってくらいドМ仕様になるのは目に見えてんじゃん!!
まぁそれ以外にも機関部にマウントレールの取り付け加工をするのが嫌だった、というのもありますがそれはまた別の機会に語ることにします。
2700Dは上部にマウントレールを取り付けるためのねじ穴が存在しており、スコープを後付けで搭載できるような構造になっています。さすが実猟用!たまんねぇぜ!!
ついでに何で上下二連にスコープなんてつけてんだよ、ナンセンスだろ。というお言葉も聞かれますがぶっちゃけ趣味です。いいじゃん、かっこいいじゃん!!上下二連にスコープなんてマグナムにスコープみたいでめっちゃロマンあるじゃん!!
で、スコープを銃に取り付けるために必要なマウントレールと
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レールとスコープをセットするためのマウントリングも購入。
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もらった際にスコープは問題なかったのですが、同梱品のマウントリングのボルトが一つ脱落していたため、これを機にマウントリングも新調しました。実例報告は少ないですが、中古のスコープを買った際にマウントリングが割れることが時折発生するらしいのでついでに新品に。
TARBON社製チークパッド
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これはスコープを乗せる際には必須装備ではないかと個人的に思います。挙銃した際の頬付けは教習射撃の際に教わることですが、アイアンサイトと違いスコープを載せると頬付けしてもスコープとの目線が合いません。人によっては頬付けなしで撃つ人もいるようですが、少なくともノジュカーには無理です。自信もっていえる、当たらねぇww
というわけでチークパッド購入に踏み切ったのですが…。
左 用 が ね ぇ !
いや、本当ね。狩猟用のギアとかアクセサリーって左用全然出回ってないんですわ。
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ぶっちゃけこんなんとか欲しかったんですがシェルスリットが基本右側についてるから頬付けができない…。そしたら買う意味なんてない…!
と。いうわけでいろいろ物色してみた結果、このチークパッドにしました。
ウェストポーチ
昨年度は鹿撃ちに行ってなかったのですが、一昨年の単独忍猟ではボディバッグとミリタリーウェストベルトで出猟していました。
この装備、積載量多めですが、ウェストベルトはともかくボディバッグは足場の悪い場所での活動ではかなり不安定で安全性に問題があったんですよ。補助ベルト加工してつけたのにぐるぐる動くし。しかも獲物を獲ってフィールドドレッシングした際に使う折り畳みバックパックはこれ以上大きいものを入れられないし、バックパック背負う際にボディバッグ邪魔だし。
で、ふと思ったわけです。
「ウェストバッグの積載増やしてしまえば重心に近いから安定するし、バックパック背負う時も干渉しなくて安全に下山できるんじゃね?」と。
と、いうわけで海外サイトで物色して見つけたのがこちら。
あまり見た目は好みではありませんが、積載量は大きめ、かつ行動を制限することのないサイズぎりぎりということでこいつを選択しました。とりあえず今期使ってみてから決めましょうかね。
スパイクブーツ
私は巻き狩りや猪撃ちの際にはスパイク長靴を使用しています。
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スパイク長靴って実はかなり効率的なんですよね。スパイクがついてるからある程度の傾斜面でも安定して行動ができる、沢を渡るときも濡れる心配をせずにガンガン進める、足回りをカバーしてくれるから這い上がるマダニや蛇対策としても優秀、水場での解体でも装備変更せずにそのままじゃぶじゃぶ、腹抜きできるので効率的に作業できる、何より安価に手に入れることができる。
猟期は1日10キロ以上足場の悪い路面を歩く毎日ですから靴が一期、状況によっては半期で使い物にならなくなります。間違いなく消耗品です。それを頻回に取り換えるとなるとお財布には優しくはないです。そう考えるとやはりスパイク長靴ってのは非常にメリットが多いと思います。
しかし反面、靴の中で足が滑ったりソールが柔らかすぎて足底筋群を酷使するので疲れやすい、というデメリットも生じます。何より足首がローカットシューズレベルに不安定なので私のような捻挫癖がついている人間には負担が大きいのです。
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なので今年はこのスパイクブーツを導入してみようと思います。
これならソールもスパイク長靴よりも硬さがあるので足底の疲労感も軽減が望めますし、足首もしっかりと固定できるので捻挫癖がある私でも安心して動き回ることができそうです。
唯一の心配は重さ、でしょうか?スパイク長靴よりも重量があるためそこだけが不安要素ではありますね。
モービル無線用アンテナ
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グループで動くときは基本ハンディで動いていますが、携行性は高いものの受信感度がまちまち。特に山中では電波の進行を妨害する障害物が多いため、うまく聞き取れなかったり、そもそも受信できないという事象がたびたび起こります。
うちには一応モービル用の無線機があるのですが(ノジュカーより年上の40年位前の)実はアンテナがなかったのでずっと取り付けができなかった状態なのです。
なので今期からモービルも使えるようにして幅を広げよう、と思いアンテナも購入しました。
…え?八木アンテナ?アンテナ長?知らねぇな、そんなものは←
ということで今期の猟期に向けて導入するものをつらつらと並べてきました。手探りで取捨選択しているのでなかなかこれ!といった道具に出会えないのがちょっとした悩みです。
こんな道具があるよ!とか
こいつは使えるよ!
といったものがあればノジュカーにおい得ていただけると幸いです。
それでは皆様、今年度もどうぞご安全に猟期を過ごしましょう!
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